福岡県福岡市に本社を置くラーメンチェーン店、天然とんこつラーメン専門店 一蘭から待望の商品が発売されました。
前と両サイドにある仕切りにより周りを気にせず味に集中できる「味集中カウンター」や声に出さず注文できるオーダー用紙での注文など、女性でも気軽に一人でラーメンが食べられる仕組みの一蘭。赤い秘伝のタレが病みつきになる一蘭。皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
そんな一蘭から2021年2月15日、「カップ麺」が発売されました。今回はそんな話題の新商品を味わってみたので紹介します。
1つ490円
実際に発売された商品です。ドンキホーテで購入しました。蘭の店舗や通販サイトのほか、一部のコンビニエンスストアや小売店でも取り扱っているとのことですが、発売間もなく売り切れ店舗が続出しているとSNS上で話題になっています。
驚くのはその値段。1つ490円です。カップ麺は100円前後、高くても300円ほどのイメージですが、約ワンコイン、500円とはそれだけで話題性がありますね。
20年に渡る商品開発
一蘭では「20年以上前から研究はスタートしていた」としており、カップ麺で一蘭 とんこつを表現すべく特注ノンフライ麺を使用するなど試行錯誤を繰り返した妥協のない1品としているそうです。
20年以上前から、お客様からの商品化のご要望に加え、数多くの企業様からも共同開発のお話をいただいておりました。
しかし、一蘭のこだわりを形にできる技術の実現が難しく、満足のいく味わいのカップ麺を作ることはできませんでした。
それでも「いつか必ず、お客様の期待に応えたい」との想いで試行錯誤を繰り返しておりました。一蘭としては、麺・スープ・秘伝のたれ、どれも一切妥協はできません。
まずは麺。一般的にとんこつラーメンのカップ麺では、歯応えが強調されがちです。
最初に出来上がった麺はバサバサしており粉感が非常に強いものでした。福岡らしい麺ではあるが、決して一蘭らしくはない…。
「一蘭らしい麺とは…」と、改めて自社の麺の特長を見つめなおし、歯応えの中に潜むなめらかさ、しっとり感や麺の溶け方などを多角的に調整し、『一蘭らしい麺』の開発に成功いたしました。
次に、一蘭の真髄であるとんこつスープ。口当たりや豊かな風味の演出が重要です。
粉末だけならとんこつスープを舌で感じることができるが鼻腔に香りが残りにくい、液体だけではとんこつ特有の微細な舌触りやとろみの表現が難しい…。
と、それぞれの研究を重ねた結果、最終的に「粉末も液体も、両方いれる」との決断にいたりました。
また、それらの麺やスープに絡む「秘伝のたれ」。カップ麺に合わせた秘伝のたれを開発。一蘭では4人しかいない秘伝のたれ職人が試行錯誤を重ね、麺やスープとの相性を考慮し、このカップ麺のためだけの特別な「秘伝のたれ」の商品化に成功いたしました。
このような経緯で、一蘭のこだわりや企業秘密がたっぷり詰まった「一蘭 とんこつ」が、誕生いたしました。
引用:https://www.ichiranstore.com/shop/pages/tonkotsu-cup.aspx
実際に食べてみた
中にはABCの3つの後入れ用の袋が。一蘭といえば秘伝のたれ。しっかり用意されています。
純粋にラーメンの味を楽しんでほしいという理由から具材は入れず、麺・スープ・赤い秘伝のたれが作り出す美味しさに、ただひたすらに向き合える一杯にしているそうです。
完成形。秘伝のタレも混ぜてしまった後なので赤のアクセントがなくなってしまいました。やはり具材がないのは寂しいですね。
この1杯を期待してただけに少し残念です。やはりラーメンは味も大事ですが見た目も少なからず満足度に繋がると思うんですよね。自分なりに具材を調達して見た目を合わせにいくのも良いかもしれません。
味は思った以上に一蘭でした。この一蘭のスープが家で手軽に味わえるのは非常に嬉しいです。
価格:2,772円 |
お店の味をご家庭でも
一蘭のように、すべてのラーメンがお店の味がコンビニなどのカップ麺やスーパーでの袋麺で家でも楽しめればいいのですが、そうではありません。
しかしお店の味を家でも楽しめるサービスとして宅麺.comがあります。スーパーやコンビニで食べることのできない種類のラーメンが勢揃いです。
有名店の職人が手間隙かけて作ったラーメンやつけ麺を、そのままご自宅にお取り寄せする、これまでに無かった全く新しいサービス。有名店の職人が手間隙かけて作ったラーメンやつけ麺をパックにして、冷凍便にてご自宅にお届け。とんこつ、醤油・塩・味噌、など様々な種類の味を揃えています。