Yahoo!ニュースにもなった、中川翔子さんのYouTube動画をご存知でしょうか。タイトルは、「ガチで月に土地を買いました!」というもの。
実は予想外の値段で、月の権利を購入できるんです!今回は実際に私も月の土地を購入したので届いた様子を紹介します。
中川翔子さんが買った様子
2023年8月28日にYouTubeに投稿された動画がYahoo!ニュースに取り上げられていました。内容は「タレントの中川翔子が月の土地を購入したことを28日に公開した自身のYouTubeチャンネルで報告した。」というもの。
米ルナエンバシー社の日本代理店公式サイト・ルナエンバシージャパンが販売している、月の土地を購入されたようです。
誰でも購入は可能となっていて、価格は2700円(税込)から。
2700円で買えるものは1エーカー(約1200坪)でサッカーグラウンド1つ分に相当、東京ドームの大きさでおよそ11.5エーカーに相当します。
ルナエンバシージャパン
月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。同氏は、「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した、いわゆる宇宙条約 しかないことがわかりました。
この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、「月の土地」を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。
ルナエンバシージャパンは、そのルナ・エンバシー社の日本代理店です。
どんな種類があるの?
月の土地を購入すると月の土地権利書・月の地図・月の憲法の書類3枚がついてきます。また、カードセットでは権利書を携帯可能なサイズにしたオーナーシップカードが付いてきます。
他にも地球儀ならず月球儀をはじめとした宇宙・月に関するグッズを販売しています。
ギフトカードも販売しているので贈り物としてもおすすめです。
実際に買ってみた
月の土地 カードセットを購入しました。3,250円に送料の330円が加わって3,580円でした。
・2023年8月31日購入
・2023年9月14日発送通知完了
・2023年9月15日到着
中川翔子さん効果なのか、かなり多くの注文が入っているようで、到着まで1か月かかる可能性もあるとのこと。
左から、月の憲法・月の地図・月の土地権利書です。手前のカードが、ムーンオーナーシップカードです。
初期から少し傷が入っていたのがショック…!
ただこれで1エーカー(約1200坪)=サッカーグラウンド1つ分が自分のものになりました!夢が広がります。
まとめ
結論、現在は実際の土地のような売買はできず月にも行けないので権利を持っているのみになりますが…ロマンが詰まっています!
お月見をした際に、「あの一部が自分のものなんだぁ~」とか思いながら見るとより一層おもしろくなりそうですね。
ただ、地球外生命体もいて、他の惑星の生き物も同じような権利を主張していたらどうなるのだろう、とSFチックな考えに至りますがおもしろいサービスには変わりがありません。
皆さんも1つ自分用に買ってみたりパンチの効いた誕生日ギフトとして贈ってみてはいかがでしょうか♪